①【牧之原山本園】べにふうき1st BF-D 2022【無農薬栽培】
洋ナシのような果実香、あるいは甘いクチナシのような花香が堪能できる紅茶です。ファーストフラッシュながらボディ感が強く、重厚感ある渋みを楽しめる点も魅力で、べにふうきらしいしっかりとした味わいと甘やかな香りの双方を楽しめる素晴らしい仕上がりとなっています。
本品の特徴は、何といってもその甘やかな果実香となります。香りをより楽しんでいただくためには、ストレートでやや少なめの茶葉でライトに淹れるのもおすすめです。強く抽出し過ぎると若干の苦味も出てくるため、その際は少量のミルクと合わせても良いでしょう。春を感じさせる1stらしい甘い香りと、べにふうきらしい紅茶感を見事に調和させた、一口飲めばその高い品質を理解することができる素晴らしい紅茶です。
3グラム4分蒸らしで美味しく淹れることができます。
②【お茶の千代乃園】べにふうき2nd 2022 【有機JAS認証取得】
芳醇な香り高さを誇るべにふうき紅茶。本品には複数の香りが入り混じっており、まずファーストノートにメントールの爽快な香りやアッサム系のサツマイモのような甘い香りが、立ち昇る湯気から漂います。実際に口にしてみれば、薔薇のような芳醇な香りに甘くフルーティな果実香も混じっているようにも感じられます。ゆっくりとこの複雑な香りを紐解いていけば、様々な香りが絡み合って本品の豊かな香りが形成されていることが、理解できることでしょう。味わいとしては、時間とともにしっかりと紅茶らしいボディ感が抽出され、重厚な渋みと豊かな香りはミルクティーにしても個性が失われることがありません。
茶葉量は3グラムで、茶葉のサイズが大きいため5分間しっかりと蒸らし時間を確保して召し上がってください。
③【甲斐製茶園】べにふうき2nd 2022【農薬・化学肥料不使用】
薔薇のような芳醇な香りを堪能できる、素晴らしい品質のべにふうき紅茶です。ミディアムボディの飲みやすさがありながら、適度な渋みのアクセントも持ち合わせ、全てが高い完成度で仕上げられている逸品紅茶と言えるでしょう。
本品は、まず新芽を多く含んでおり見た目にも美しいのが特徴的です。そして、セカンドフラッシュらしい豊かな甘い薔薇の香りが紅茶を蒸らしている段階から立ち昇り、期待感を膨らませてくれると同時に、カップに紅茶を注げば実際に素晴らしい一杯を堪能することができます。最初から最後まで、和紅茶の品質の高さを実感させてくれる本品は、べにふうき好きにはぜひ一度お試いただきたい、期待を裏切らない品質です。
3グラムの茶葉に4分蒸らしで十分に芳醇な香りをお楽しみいただけますが、より長時間蒸らすことでさらに豊かな香りを引き出すことができるでしょう。